機能一覧 functions

監視機能 - 障害検知

死活監視

PING、FPINGによる監視対象ホストの死活監視を行うことができます。

サービス/プロトコル監視

基本的なサービス・プロトコル監視としてPING、HTTP、HTTPS、SMTP、POP3、IMAP、FTP、RPC、RADIUS、DHCP、DNS、NTP、SSH、LDAP等のサービス、特定TCPポート、UDPポートのオープン状態の監視ができます。

例えば、HTTP/HTTPS監視では、IPベースバーチャルホスト・名前ベースのバーチャルホスト、更にはURLのパスやBASIC認証情報、監視対象ページに含まれる文字列の監視、応答時間のような細かい条件を指定することも可能です。
また、応答時間をグラフとして書き出すことも可能です。

「サービスの詳細」画面「サービス監視用コマンド」で「HTTPネームベースバーチャルホスト」を選択した画面

トラフィック監視

 X-MONエージェントによる監視に対応(Linux, Windows)

サーバやネットワーク機器のトラフィックを監視することができ、設定した閾値でアラートを出すことが可能です。取得した値はグラフとして書き出すことができます。

リソース監視

 X-MONエージェントによる監視に対応(Linux, Windows)

監視対象サーバのCPU使用率、メモリ使用率、ロードアベレージ、ディスク使用率、プロセス数のようなリソースを閾値つきで監視することができます。取得した値はグラフとして書き出すことができます。

Linux/Linux系OSの場合はSNMPまたはエージェントを導入することでこれらのリソース管理が可能になります。

「サービスの詳細」画面「サービス監視用コマンド」で「Linux/Unix系リソース監視(SNMPv1,v2対応)」を選択した画面

ログ監視

 X-MONエージェントによる監視に対応(Linux, Windows)

X-MONサーバ内のファイルや監視対象サーバのログファイルに、指定した文字列が出現するかどうかの監視を行うことが可能です。
指定した文字列のほかに除外する文字列も指定が可能です。

AWS監視

X-MONバージョン3.0.7より、Amazon Web Service(AWS)の監視に対応しました。

EC2インスタンスのCPU使用率、トラフィック、RDSインスタンスのCPU使用率、空きメモリ、ストレージ空き容量、遅延といった監視に加え、AWSの課金額の監視を行うことができます。

また、X-MONバージョン3.3.0より、Clowd Watchに追加したカスタムメトリクスの監視が可能になりました。

DB監視

Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQL、Oracle Databaseの監視に対応しています。それぞれ実際にDB上のアカウントでデータベースへログインできるかといった監視になります。

※Oracle Databaseの場合、標準で対応できるのはLinuxホスト上でエージェントを使った監視となります。

「サービスの詳細」画面「サービス監視用コマンド」で「Linux/Unix系リソース監視(SNMPv1,v2対応)」を選択した画面

Hyper-V監視

Windows Management Instrumentation(WMI)を利用して、Hyper-VまたはHyper-V上で稼働しているゲストOSの監視を行うことができます。

Hyper-V自身又はゲストOSのステータスや、Hyper-V 仮想スイッチのトラフィック、ゲストOSのCPU使用率やストレージデバイスの監視が可能です。

SNMP TRAP管理

ネットワーク機器やサーバからのSNMP TRAPをX-MONで受信し、受信したTRAPに応じてX-MONで通知を行うことができます。

X-MONにはあらかじめ標準MIBと特定ベンダーのプライベートMIBが含まれています。X-MONに存在しないMIBについては、MIBファイルがあればX-MONに登録することができます。
TRAP監視を行うには、MIB一覧から監視したいTRAPのOIDを選択して通知条件を設定します。

「TRAPテンプレート管理」より、複数のTRAP通知条件をまとめてテンプレートとして保存しておくと、複数のホストに対して一括適用することができます。

受信したTRAPは「TRAP履歴」で確認することができます。通知条件を指定していないTRAPは「不明TRAPログ」として記録されますので、ここで実際に飛んできたTRAPを確認してから監視設定を行うこともできます。

SSL証明書有効期限監視

監視対象ホストのSSL証明書の有効期限の監視を行います。
1つのIPアドレスで複数の証明書を使うSNI設定がされているサーバの有効期限を監視することも可能です。

Syslog監視

ネットワーク機器やサーバからのsyslogをX-MONで受信し、受信したログに応じてX-MONで通知を行うことができます。

syslog通知条件の設定

VMware監視

VMware vSphere/ESXiを監視対象機器に特別なエージェントなしで監視できます。

ハードウェア監視、データストア使用率、CPU使用率、メモリ使用率、物理NICトラフィック監視、仮想スイッチトラフィックのようなハイパーバイザーに関する監視とゲストのCPU使用率、ゲストのメモリ使用率のようなゲストのリソース監視も可能です。

Web改ざん監視

Webサーバのコンテンツのハッシュ値を取得し、ファイルが改ざんされたかの確認を行うことができます。

「Web改ざん監視」イメージ
「Web改ざん監視の警告」画面

Webストーリー監視

Webサーバに対して予め指定したGET/POSTリクエストを実行することで、ログイン処理等を実施しWebアプリケーションの稼働状況の確認を行えます。

「Webストーリー監視」ECサイト監視の一例
「Webストーリー監視結果」画面

Windowsサーバ監視

 X-MONエージェントによる監視に対応(Linux, Windows)

Windowsサーバの場合もCPU使用率、メモリ使用率、ロードアベレージ、ディスク使用率、プロセスようなリソースを閾値つきで監視することができます。取得した値はグラフとして書き出すことができます。

監視エージェントNSClient++やSNMPを使用した監視のほかに、Windows標準のWMI機能を使用したエージェントレスの監視が可能です。

WMIを使ったWindowsのイベントログの監視や、NSClient++を使用した任意のテキストログを対象としたログ監視も可能です。

X-MONエージェントによる監視

Linux, Windowsサーバ にX-MONエージェントをインストールすることでX-MONエージェントによるメトリックの定期的な収集が可能です。

従来のSNMP,NRPEエージェントや監視プラグインによる監視では、監視プラグイン単位での監視の実行が必要だったのに対し、X-MONエージェントでは1度に複数のメトリックを取得する形態での監視が可能です。

X-MONエージェントが収集したメトリックはX-MONエージェント監視プラグインにて監視が可能です。

[X-MON3系での各エージェントを用いた監視]

[X-MON4系でのX-MONエージェントを用いた監視]

また、X-MONエージェントのインストール後X-MONとの疎通がとれることで、監視可能なおすすめのサービス一覧が表示され、スムーズに監視の設定を進めることが可能です。

[X-MON3系での各エージェントを用いた監視登録の流れ]

[X-MON4系でのX-MONエージェントを用いた監視登録の流れ]

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